長らくご無沙汰してました!ツイッターではいろんな情報を発信していましたが、このコロナのご時世、せいぜいやれてもローカルDJのクラブイベントだけだったのでブログの方が疎かになってしまいましたが、ついにタイに大型フェスがやってくることが決定したので、ブログも復活していきたいと思います。

さて、世界中でいまだ新型コロナのパンデミックに歯止めがかからない状態ですが、タイでは5月下旬以降、国内感染がほぼゼロの状態が続いており、街中はすっかり平常通りに戻っています(ただしマスクしないと公共の場所には一切立ち入りできません)。3月後半から夜間外出禁止や酒類販売禁止(飲み会がコロナ感染を広げると考えられてた)、テイクアウト以外のレストランの営業禁止など厳しい処置を乗り越えて、7月からナイトライフが解禁され、以後数度の感染例以外はクラスター発生もなく、クラブ関係はイベントも活発に行われるようになってきました。

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クラブイベントの様子。世界的地名度のあるSam Laxtonはタイ在住!

しかしながら、海外からの入国は今も厳しく制限されており、就労ビザを持っている人や一部国対象の特別観光ビザ(日本は現在対象外)を持っている人以外は入国不可で、入国する際も入国後最低14日の隔離が義務付けられています。この状況ではさすがに海外DJを招聘するフェスはまだ当分無理だろうと思われていましたが、9月に台湾でS2O Taiwanが開催され、多くのDJがバーチャル出演でしたが、実際に隔離を乗り越えてDanny AvilaMike Williamsが現地で生ライブして成功してから、タイでも機運が高まってきました。

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そして10月、まずは先陣を切って、Siam Songkran Amazing Phuket Takeoverが発表されました!

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11/20-21にパトンビーチ付近の大きなリゾートを借り切って開催されるこのイベントには、Mike Cervello, Wiwek, Juicy M、それとタイを代表する22 Bullets(KSHMRのDharma Recordsに所属して世界的にも地名度上昇中!)が生出演し、バーチャルでTimmy TrumpetZomboyも出演します。コロナ後最速は台湾に譲ったものの、それに次ぐ速さでついにタイでも海外DJがフェスが開催されることに俄然界隈が盛り上がってきました。

さらに同時期に台湾ではRoad To Ultra Taiwan(11/14)の開催が発表され、そこにAlessoというビッグネームが生出演に名を連ねていたので、タイにもAlessoを…というそんな声がFacebookなどで見ることがありました。

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そして10月下旬、ついに808 Festivalが12/11-12にパタヤでフェス開催すると発表!808といえば、2年前にはA State Of Tranceと組んだり、昨年はCalvin Harrisや2年連続でSkrillexをヘッドライナーに呼ぶなど、そのブッキング力には定評があるフェス。今年は各日にステージホストがつくということで、どんなレーベルやフェスブランドが来るのかと期待されましたが、先週早速その一つが発表されました、それが…

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W&WRave Culture!しかもこれだけのアーティストが全員生で出演するということで、この規模のフェスはコロナ後世界最速と言ってもいいでしょう!主役級のW&WVini Viciに今旬なMortenSubzero Projectと申し分ないラインナップ。あとはタイに飛んでる来る前に自国でコロナにかからないことを祈るのみです。

多くのDJ達のホームであるヨーロッパ諸国は1日に合わせて20万人以上の新規感染者が出ている状態で再びロックダウンを行う国も増えていますが、今世界でほぼ唯一通常モードでフェスが行える国と言えるタイや台湾は、一時的にでも世界のダンスキャピタルになる可能性を秘めている状態。これが成功したら今後のフェス展開も非常に楽しみになってきます。

808 Festivalは、タイにおけるコロナ戦勝記念パーティーとなることでしょう!

※12/11分のステージホストとラインナップは判明し次第追記します。